腐ったならsuzumokuを聴け

 

皆さん調子はどうですか。僕は良くないです。

元気がないときに聴きたい歌ってありますか。「明るい歌聴いて元気貰う!」って人は多分ちょっと僕と住む世界が違うので今日のところは帰ってください。

 

元気がないときに暗い歌を聴いてしまうそこのあなた。今日の記事はあなたのために書いてます。かくいう僕も元気がないときはピーズなどの陰鬱な曲を聴いて傷を癒しているのか抉っているのかわからない状況に陥るタイプの人間なんですが、そういう人に聴いてほしいのが、タイトルにございますsuzumokuです。

 

 

 

歌詞が好きなアーティストの何が紹介しづらいって、「ここの歌詞がめちゃくちゃ響くんだよ!」って言いづらいことだよね。なんか恥ずかしいじゃん。なので言えることは然程ないんだけどとりあえず聴いてくれ。閉塞感とか混迷感が溢れ出てるんだ。

うっかり引きこもってしまった日などにこの曲を聴くと死にます。

 

 

なんか病んでるアーティストみたいな紹介の仕方になってるけど、彼の領域は決してそれだけじゃない。むしろ曲調としてはこの曲みたいに切なげだったり、あるいは爽やかだったりすることの方が多い。なんなら最初に追い返しちゃった人たちにも聴いてほしい、ごめんね。

 

爽やかな曲調なのに歌詞に絶妙に救いがなさげな曲って良くない?俺はとても好き。

夏にはラムネノーツを聴くといいし社会に出たらアイス缶珈琲を聴きたいんだ。

 

 

そんなsuzumokuだけど今年の3月に引退してしまった。先ほど病んでると書いたが彼はマジで精神障害を患っていた。10年ほど前に一度失踪していて、その際に障害が発覚していたのだけれど、去年のツアーの最中に再び失踪し、1年の休養の果てに引退した。

 

ちょうど僕がsuzumokuを聴き始めたのが今年の4〜5月頃だったので、いつものように好きになったアーティストのウィキペディアツイッターなど諸々をチェックするやつをやってたら上記の割と重めの理由による引退を知ってめちゃくちゃショックだった。

 

そして休養の直前に完成していた彼の最後の曲がこれ。とても重苦しいけど好きな曲です。諸々の事情により音源化されていないのがとても残念。生で聴きたい曲もたくさんあったけど知るのが遅すぎた。

 

 

 

そんなわけで病んでるあなたにオススメのアーティスト、suzumokuでした。ストリーミングもある(Apple MusicSpotifyのリンク貼っときます)ので病んでる人も病んでない人も気になったら聴いてもらえると嬉しいです。

一緒に元気になりましょう。