所感 (2018)

 

いい歳して年の瀬に必要以上に浮き足立ってしまうこともしたくはないのだけれど、大学に入るまでは年末年始なんかずっと実家でテレビかゲームくらいしかしていなかったし何なら信じられないことに酒を飲むことすら出来ていなかったわけなので、自由に遊んで年を越せる大晦日に否が応でも浮ついてしまう。

 

そんなにもすることがなかった大晦日でもあんなに楽しんで高揚できたのは、滅多にない日付をまたぐ機会だったことも大きい。昔は日をまたいで起きていられるだけであんなにも嬉しかったのに、今では日付が変わるまで起きているのはもちろんのこと、朝日を拝んでしまうことだって少なくない。当然そんなに起きていたってもはや気持ちが高まることなんて毛ほどもないし、明け方まで起きてしまう夜なんてロクでもないことを考えるくらいしかすることがないので気分は高まるどころか落ち込むばかりだ。

 

親不孝の貧乏人なので今年も家には帰らない。卒論やばくて帰れないと言っておきながらこの年末の進捗は惨憺たるものだった。来年の俺は生まれ変わっているはずなので任せていいよね?

怠惰な心も汚れた心も今日のうちに使い切って明日からまともになる。暴言とか二度と吐かないし花言葉で会話してやる。

 

清算しておくべき面倒な諸々も来年の俺に任せます。今年の俺はどうやら駄目でした。来年もよろしくお願いします。しね。