書きためたダイアリー

 

タイトル回収。漫画やアニメの節目の回のサブタイトルでこういうのやるとアツいよね。そこそこ年季入ったバンドのアルバムタイトルとかでやってもアツい。

はてなブログ運営からメールが来まして、どうやらこのブログ、開設からもう半年も経ったらしい。

 

ちまちまと駄文を書き連ねて思うことには、人に見える日記を書くのは大事ということ。書かないのが一番良いとも思う。自分しか見ない日記は何を書き出すかわからんからな。

 

ええ、書いてました、日記。大学1年のころです。

 

一人暮らし、初めての自炊で作ったカレーの美味しさを忘れないようにつけたのが始まりだった、俺にだってかわいい所はある。一発目は水の分量を間違えて真っ黒な固まりを作った。料理に失敗してダークマターを作るなんてのは漫画やアニメのキャラぐらいのものだと思っていたので、自分の不器用さに呆れ返ったのを覚えている。リベンジで作ったカレー2号はとても美味しかったらしい。

 

4月のうちはそんな風にとりとめもないことばかりを書き記していたのだけど、5月に入ると早々に五月病にかかったらしく雲行きが怪しくなり、6月の日記は陰鬱な文章で埋め尽くされていた。ピーズの歌詞とかたくさん引用したりしていて読み返すとすごく恥ずかしい。

その陰鬱な内容に悪筆も相まって薬物中毒者が塀の中から書いた手紙みたいになってて見るに耐えないその日記は7月の終わりころにふと途絶えた。僕のことを知らない人がこの日記を読んだら7月の終わりに僕は孤独死したと思われるかもしれない。あれからおよそ2年、どうにか生きのばせました。

 

というわけで人に見られる環境であえて日記を書いている。自分の書いた文章を人に見せるのは局部を見せるに等しい恥晒しなので本当は極力誰にも見られたくない。しかし局部を見せることで快楽を得る人間がいるように、この稚拙な文章を誰かに読んでもらうことで満たされる何かがあるのか半年も続けてしまった。

 

ご拝読してくださっているみなさん、本当にありがとうございます。お陰でかろうじてまともな文章を書いています。書いてるつもりです。今回もお目汚し失礼しました。